カール・ロジャーズ入門――自分が“自分”になるということ』

千葉大学助教授  カウンセラー  諸富祥彦[著]

2,520円(税込)

ISBN4-7952-2365-3 C0011
カール・ロジャーズ入門――自分が“自分”になるということ 「カウンセリングの神様」カール・ロジャーズ。自分が“自分”になるとは、私が「これが私だ」と実感できる“私”になるとは、どのようなことか。
「抑圧家族」で育てられたアダルト・チルドレン、ロジャーズの人生そのものが、自分が自分自身になるというカウンセリングの本質的テーマをめぐって展開されていた。「人間ロジャーズ」に焦点を当て、その生涯と思想形成の歩みを解明すると共に、そこから生み出された理論と実践のエッセンスを分かりやすく説いた格好の入門書。

読者の声
  • 諸富先生の本はほんとに読みやすいし、誠実さがひしひしと感じられて、いつも勇気づけられています。

    ――O. T.さん(歳、男性、団体職員、大坂)

  • 自分自身を受け入れて自分自身にやさしく耳を傾けることができる時、よりよく生きれるのです。なんども読み返しました。そのおかげで、今は絶好調です。

    ――R. C.さん(26歳、心理カウンセラー&会社員、東京)

  • すごく衝撃をうけました。息子がキリスト集会の方と結婚ということの中で、早くこの本に出会ってくれればと思いました。でも28(27才)でしたので、本人の意志を尊重しました。その中で自分を肯定できる自分を大切に、相手の方も大切に生きてほしいと思い、もう少し落ちついた時、この本をプレゼントしたいと思いました。

    ――S. K.さん(55歳、女性、保育士、神奈川県)

  • 産業カウンセラー養成講座を受講していて、ロジャーズの来談者中心療法を知り、もっと勉強してみたくなり、この本を買いました。読み易く興味ある内容が多々あり、非常に良い入門書だと思いました。コスモス・ライブラリーの他の本も読んでみようと考えています。

    ――O. H.さん(58歳、男性、コンサルタント業、神奈川県)

  • 物語を読む感じで楽しくまたとても読みやすく読ませていただきました。このような本の多くは専門用語や文章表現が難しいので受け付けにくいのですが、諸富先生の書き方は、読む側の立場になって書かれており、とてもわかりやすかったです。

    ――宮城県 H.Nさん(50歳女性

  • さきに、諸富先生の「フランクル入門」に大きな感銘をうけましたが、このたび早々と本書をお送りいただき、うれしさ限りなし。すぐ万書を斥けて通読、味読。詳細、新鮮で、読みやすく、著者のいのちが生き生きと伝わってくる良書です。有縁の人々に極力すすめていくつもりです。

    ――奈良県 G.Sさん(72歳男性)

  • ロジャーズに関する入門書としては、たいへん読みやすく、理解しやすく感じた。また、学術的な面でも知的好奇心を大いにそそる面が多々あったように思う。

    ――東京都 M.Hさん (22歳男性)

  • ロジャーズの考え方、経験から出てくる発想と、その表現の仕方の変化をたどるのに役立ちました。加えて、著者の考え方、その基盤などや、私自身のこころの内にあるもの、動いているものを、あらためて見直すのに役立ちます。

    ――東京都 H.Tさん(75歳男性)

  • ロジャーズの生い立ち及び影響を知ることができ、参考になります。

    ――広島県 M.Hさん(48歳女性)

  • ロジャーズについて再認識させてくれる内容で、とても参考になりました。

    ――群馬県 M.Kさん(38歳男性)

  • とても読みやすい文章と内容で、つい読んでしまいました。

    ――青森県 K.Fさん(33歳男性)

  • よい本を刊行してくれたと思います。心理学の勉強も始めたばかりですが、ロジャーズと自分に似たものを感じています。

    ――香川県 H.Fさん(51歳男性)

  • 諸富先生のファンです。先生の視点、見解にはいつも感動しています。現在修士論文のテーマを絞っています。今回の本はとても参考になりました。

    ――東京都 H.Nさん(26歳女性)

  • 諸富先生のファンです。先生の視点、見解にはいつも感動しています。現在修士論文のテーマを絞っています。今回の本はとても参考になりました。

    ――東京都 H.Nさん(26歳女性)

  • ずいぶん前からカール・ロジャーズの経歴を詳しく知りたいと思っていたところ、この本を知って早速買い求めました。期待に違わず、私の知りたいことをよく知ることができました。

    ――神奈川県 D.Aさん(54歳男性)

  • 読みやすく、一気に読み進んだ。平易な表現の中に、ロジャーズの宝物を探すことができた。次回は「フランクル心理学入門」をまた一気に読んで、第二、第三の宝物を発見したい。

    ――静岡県 Y.Iさん(52歳男性)

  • 今までにカール・ロジャーズ先生の「クライエント中心のカウンセリング」や「エンカウンター・グループ」については、何冊かの本を読んできたが、カール・ロジャーズ先生の人生については、殆ど知らなかったので、非常に勉強になった。たいへん読みやすく、親切な本であった。

    ――神奈川県 K.Iさん(62歳男性)

  • とてもよかった。長年探し求めていた答えがここにあったような気がしている。信ずるに値すると感じているし、これから、そう(「人はそれぞれの速度で成長しようとしていること」etc.)信じて生きていきたいと思っている。

    ――群馬県 K.Iさん(45歳女性)

  • カウンセリング学習の中でロジャーズの名前は耳にタコができるほど聞かされますが、ロジャーズの生い立ちや理論形成のプロセスを、これほど解りやすく説明した参考書にはお目にかからなかったように思います。著者の理解の深さ、研究の幅広さに敬意を表します。

    ――埼玉県 M.Iさん(61歳男性)

  • 読みやすく、カウンセリングの入門書として適していると思われる。

    ――東京都 R.Oさん(50歳男性)

  • ロジャーズ・ファンとしては買わずにおれない一冊でした。タイトルが簡潔にして明確なこの本のコンセプトをよく表現していると思いました。

    ――大阪府 K.Kさん(41歳女性)

  • ロジャーズの人生と彼のカウンセリング理論とが非常にうまく織りなされていて、それらが不可分のものであるということが、よく表されていて、とても読みやすかった。また、ロジャーズの主要著書の概要と、参考文献の一覧が充実していて、これからロジャーズについてもっと学んでいこうとする上でとても有意義なものであると思う。また、貴社の出版態度にも大いに共感するものを感じます。

    ――東京都 Y.Oさん(22歳男性)

  • いつも一読者として楽しませていただいています。ともすればユングやトランスパーソナルなど、華やかな方面にばかり目がいきがちですが、ロジャーズの(そして著者の)着実な姿勢に改めて自分の日常を見直さねばと、励まされる思いです。

    ――東京都 M.Kさん(25歳男性)

  • 読みやすい文章で、 ロジャーズを身近に感じられるようになった。

    ――東京都 T.Kさん(48歳男性)

  • カール・ロジャーズについて知りたいと思っていたところ、たまたま諸富先生の講義を受ける機会があり、この本を知りました。とても分かりやすく、専門書をいきなりは読めない者にとってありがたいと思います。また、同年代の著者が書かれた本は表現が分かりやすいものなので、今後も諸富先生の書物を楽しみにしています。

    ――埼玉県 H.Gさん(35歳女性)

  • 非常にわかりやすく書かれていて、興味深く読むことができた。カウンセリングの専門書というよりも、伝記(一部)として、参考書としてとても楽しく読めた。大学の講義の中で使われていたが、読む機会をもつことができたよかった。

    ――宮城県 R.Sさん(34歳男性)

  • きれいごとでない、ロジャーズ論、カウンセリング論が書かれており、ロジャーズやクライエント中心療法に対する見方が変わった。

    ――東京都 W.Sさん(24歳男性)

  • 教科書で使っていて、分かりやすい!

    ――大阪府 Y.Sさん(23歳男性)

  • わかりやすく、親切で、心あたたまる思いを感じつつ、学習できる本。カウンセラーの心意気と読者のニーズがフィットできる「財産」とも言えそうな一冊。

    ――山梨県 J.Tさん(28歳女性)

  • 諸富先生の「語り」が聞こえてくるような感じを受けました。老荘的な印象もロジャーズに対して今回初めてもちました。「自分の気持ちに素直に生きる」ことを、ロジャーズから学ばれた諸富先生の、次の著作を期待申しあげます。

    ――福井県 K.Sさん(45歳男性)

  • ロジャーズのよい点が再認識されて非常に参考になりました。

    ――埼玉県 M.Hさん(60歳男性)

  • 第五部の資料篇は、私たち学生にとって、とてもありがたく、またこのようにまとめられている本はないので、とても参考になりました。

    ――三重県 C.Hさん(21歳女性)

  • 心理学、カウンセラーの先達としてではなく、一人の人間としての彼を興味深く読みました。いま、メンズリブ、男性学に関わる者として、同じ土俵の上にいるような気持ちになっています。

    ――茨城県 A.Nさん(50歳男性)

  • 断片的には知っていたカール・ロジャーズのカウンセリングを総括的に知ることができて、読んでよかったと思った。文章も、読みやすく、分かりやすかった。

    ――徳島県 M.Sさん(41歳男性)

  • 現在、カウンセリングの勉強をしているのですが、ロジャーズに関する本がなくて困っていたところでした。この本を教えていただいて読んだときに興味がわいて、久しぶりに夢中になって読みました。フロイト、ユングに関する本は数多くあるのですが、ロジャーズは全集はあるのですが、それを読めばわかると言わんばかりに関係する本がなかったために、少し困っていたところでした。私にとっては、本当に助かったという感じがしました。そして内容もよく、分かりやすく書かれていたせいでもあります。

    ――東京都 K.Sさん(61歳男性)

  • 著者の姿がよく現れていて、書く姿勢そのものに純粋性があらわれているように感じました。 ロジャーズに新たな光を投げかけられたような新鮮さがあり、刺激されました。ロジャーズルネッサンスの展開が楽しみです。

    ――群馬県 J.Hさん(39歳男性)

  • ロジャーズの晩年の活動、パースン・センタード・アプローチに関することが掲載されているとカウンセリング実習(平木典子著)に紹介されていたので求めました。読みやすく構成されロジャーズの人となりが、感じられる文章でした。

    ――鹿児島県 K.Hさん(39歳女性)

  • 諸富先生の本は読みやすく味わい深く、いつも感動しながら読んでいます。このような宗教とカウンセリングをとけあわせたような形での出版をされているところがあるのを知り、うれしく思っています。他の本も読もうと思います。

    ――栃木県 M.Fさん(45歳男性)

  • ロジャーズの生まれ育ってきた環境によって身に付いたもの、それから徐々に解き放たれ、あるがままの自分になっていく。そのような過程がよくわかる本でした。ロジャーズ自身の本だけではわかりにくかったところが、理解できた感じがした。

    ――神奈川県 T.Mさん(48歳女性)

  • 私がカウンセリングに出会ったのは著者が生まれた頃です。自分なりに自分を大切にする生き方を求めて現在になっています。特に精神病に見舞われた人々とのセルフヘルプグループ活動、作業所での活動など、基盤になるのはロジャーズの態度です。この諸富氏の著書で改めて明確にされました。

    ――東京都 M.Mさん(58歳女性)

  • 2年ほど前に著者に接する機会があり、そのユニークさに一目置いていました。本書を読了し、著者の語り口がそのまま文章に表れて、たいへん読みやすく、かつロジャーズ論のユニークな一面を垣間見ることができ、たいへん勉強になりました。

    ――北海道 M.Tさん(64歳男性)

  • カールロジャーズの人物像に触れ共感しました。学校相談員をする上で、安心しました。 カウンセラーは特別の人間でなければできないのかと不安がありましたが、ロジャーズも悩み苦しんでいたことがわかったからです。そういう意味でわかりやすくよい本でした。

    ――愛知県 E.Yさん(51歳女性)

  • 昨年からカウンセリングの勉強を始め、当初友人から借りて読み、今までと違った世界があることに気づき、夢中で読みました。今年、NCCで諸富先生からすすめられ、再度読み返しているところです。今後、後輩の指導書として使うとともに、フォーカシングや仏教との関連を勉強し、自分に合ったカウンセリングを行いたいと考えています。

    ――神奈川県 S.Nさん(60歳男性)

  • 授業でロジャーズの「人間関係論」を読んでいるところなので、とても参考になる。

    ――岡山県 S.Yさん(38歳女性)

  • 授業でロジャーズの「人間関係論」を読んでいるところなので、とても参考になる。

    ――岡山県 S.Yさん(38歳女性)

  • ロジャーズの全体像がつかめてたいへん勉強になりました。資料編の部分を最新の者に更新していっていただけるとありがたいです。

    ――岡山県 D.Aさん(43歳男性)

  • はじめてロジャーズに接しましたが、具体的内容でたいへん分かりやすく、読みやすいものになっておりました。カウンセリングの基礎を学び、カウンセラーの道の険しさを感じておりましたが、人間ロジャーズの生涯と思想形成を本書に学び、勇気が湧いてきた思いでおります。

    ――埼玉県 S.Kさん(61歳男性)

  • 図書館で借りたが、自分の物としてそばにおいて読みたかった。

    ――神奈川県 M.Sさん(40歳女性))

  • 平成12年8月12日に、この本の扉に、「どんな自分も大切な自分」とサインをいただき、今後の学習に意欲をもっています。タイトルにあるように、「自分を見つめるきっかけ」をつかめるようにと書かれているのに惹かれて読み始めました。書いてある内容が明確に理解しやすく、レベルを下げずに書いてあるので、たいへん読みやすく感じました。またカウンセリングに興味関心をもっているので、クライエントの人格変化(P.287)の記述に特に関心をもちました。「カウンセラーとの共感的関係の中で「ひとり」の状態へ飛躍したのち、現実の関係に戻り、その意味を確かめるということを体験したり学習することにたいへん関心があります。

    ――栃木県 Y.Kさん(60歳男性)

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