最近の読者からの声(4)
2007年9月までに寄せられた読書をまとめて紹介させていただきます。

『自己牢獄を超えて――仏教心理学入門』

「スッタニパータ」を読んだ時、お釈迦様の言われたことは「臨床心理学」ではあるまいか、すごいと思った。
旅をすると「宗教とは何か」と何かと考えてしまう。スリランカ、タイ、ビルマの上座仏教の修行する僧の生きる方法は、信者の布施だけ。高僧の中には糖尿病患者がいるとか。
カトリックの修道院の修道士は、畑を耕し自給自足体制らしい。不遜にも、これは、もしかして、お釈迦様の生まれが王子様で、働く必要というものを感じないで、大きくなり、キリスト様は、大工という働いて生きる生活者だったから?と、少々、臨床心理をかじったバアサンは、思ってしまった。
この本は、私の能力を越えていて、ほんの少ししか理解できなかったけれど、直感が当たっていたのはうれしい。

――I. M.さん(女性、74歳、無職(年金生活者)、東京)

『ロジャーズのカウンセリング(個人セラピー)の実際』

(訳者の)畠瀬先生より贈られました。この本は、英文もつけているのでうれしいです。ロジャーズさんのお若い時の写真も良いですね。

――O. O.さん(男性、73歳、引退(カウンセリング基礎講座提供中)、香川県)

このような英和対訳本を今後もたくさん出版してほしいです。今後も期待しています。コンパクトで、携帯して読むのにぴったりでした。

――D. N.さん(女性、学生・会社員、東京)

『カール・ロジャーズ入門』

心理学を初めて学ぶ私にとってロジャーズという人の事が分かりやすく書いてあります。近所の書店でロジャーズに関する本がなく、やっとの思いで探しました。この本に載っていたロジャーズの本を読みたいと思いました。
自分であって自分でない。その自分を自分になるようい努力したいです。さらにクライエントも自分になれるようにできたら素敵だと思います。

――U. T.さん(女性、37歳、会社員、大和市)

カール・ロジャーズの生い立ちから思想の確立までが判りやすく書かれていた。購入したきっかけは、産業カウンセラー養成講座にて紹介されていたことからです。

――A. S.さん(男性、38歳、会社員、群馬県)

心理の面に興味があり、ロジャーズを勉強してみたいと思い、インターネットで調べ購入しました。これほどエッセンスを伝えてくれる本は他にないと思います。
また「コスモス・ライブラリーがめざすもの」の考え方に共感しております。是非、心理学以外の刊行物も知りたいので、貴社の目録があればお送りください。
これからの世界の追究者の本を紹介してください。よろしくお願いいたします。

――K. Y.さん(男性、44歳、公務員(教員)、山口県)

カール・ロジャーズの生涯に触れることが出来たうえ、現代日本におけるカウンセリングの、特に臨床における大事な点を「自分になる」視点からわかり易く解きほぐしてもらった思いが強い。
座右に置いて、必要に応じて読み返す気持になった好書。著者と出版社に深い敬意をお伝えします。有難うございました。出版されて10年、この本に巡り合うまで、私にはこれだけの時が必要だったようです。

――Y. S.さん(男性、71歳、無職、松本市)

『四つの約束』

私の生き方が変わるキーポイントを得たと思います。ドン・ミゲル・ルイス氏に一度会いたいと心から思います。この本に出会えたことに心から感謝します。どうもありがとうございました。

――Y. K.さん(女性、40歳、会社員、沖縄県)

『愛の選択』

素晴らしい内容で仕事柄大変学ぶことの多い本です。ありがとうございます。

――N. N.さん(女性、62歳、整体ライフスクール、群馬県

『シルバーバーチに最敬礼』

とてもよかった。経緯が詳しくわかった。各章かセクションごとにまとめがあるともっとよい。

――M. N.さん(男性、会社員、川崎市)

新刊が出たのは新聞で知っていました。書店の店頭で見て、なつかしくなり買いました。近藤先生の本は、昔からのファンです。

――H. K.さん(男性、48歳、派遣社員、北海道)

近藤先生に感謝。

――H. M.さん(男性、55歳、内科医(勤務医)、東京)

『日本人の心のふるさと《かんながら》と近代の霊魂学《スピリチュアリズム》』

素晴らしい本でした。近藤先生のシルバーバーチ様々に読ませて頂き、私も月1〜3回霊媒と交霊をして居ります。人間界で図りかねること多くあります。日々大切に過ごしております。有り難うございます。我が家に神様よりの送りものあります。信じる信じないは自由です。

――O. M.さん(女性、74歳、霊能者、岩手県)

『気功革命:癒す力を呼び覚ます』

たいへん良い。男女双修編1・2が良い。「大周天」「小周天」についてもっと書いて欲しい。

――N. S.さん(男性、48歳、会社員、岐阜県)

気功と太極拳とどちらが体に良いのかとか独学するのに、どちらが学びやすいかとか考えています。
本を読んだだけだとわかりずらいところもあるので、DVDやビデオの独学シリーズもそちらでぜひ出してほしいと思います。今度、対極拳の本もぜひ出して下さい。DVDとビデオも一緒。(株)市民出版社の和尚さんの本も良かったです。

――K. Y.さん(女性、49歳、主婦、千葉県)

『気功革命:治癒力編』

体にとても良いと思うが、DVDなどの説明もあった方がもっとわかりやすくなると思った。太極拳の本やDVDもあった方がよいと思った。太極拳の本やDVDもあった方がよいと思ったが、どう異なるのかは、よくわからない。同じところでいっしょに手に入ると便利だと思った。
日本の禅と中国の道教とつながっていたり、仏教とインドのヒンズー教とつながっていたのは、以前は知らなかった。(株)市民出版社の和尚さんの本も日本で訳されているのは今読んでいますが、この人も賢い人のように思います。が、日本のお寺の僧侶の人達の中にも賢い人達がいるのです。
自我やエゴについては、ない方が良いと思いますが、西洋人はエゴや自我が強く、東洋人は弱いまたは持っていない文化だと思いますが?自我とエゴについてはよくわかりません。

――K. Y.さん(女性、49歳、主婦、千葉県)

『カミング・ホーム:文化横断的〈悟り〉論』

悟りの体験を聞くことによって直接悟りに近づくことは難しくても、“エセ(似非)”の悟りとより深いそれとの差を識る素養にはなります。

――H. H.さん(男性、50歳、会社員、千葉県)

『片隅からの自由:クリシュナムルティに学ぶ』

最近、自分に起きた事で、あるグループ(組織)から離れる時に、クリシュナムルティの本が大変助けになりました。昔は字ずらを追っているだけで内容がよくわかりませんでしたが、今は少しずつ理解できるようになってきました。
本書は、私にとって今必要なメッセージが書かれていて、とても参考になりました。いろいろな人の引用がクリシュナムルティの理解の助けになっていると思います。実生活の中でこれからも学び続けたいと思います。これからもこのような本の出版を期待いたします。

――H. M.さん(女性、44歳、自営業(アロマ)、新潟県)

クリシュナムルティの本は、方法を否定しているので、ノイローゼになる人が多い。私もその一人だったが、本書ではその誤りが、自分自身に原因があることを認識させて頂いた。
グルジェフなど他の神秘家との比較はとても解りやすいです。大野さん、今後もがんばって下さい。

――U. K.さん(男性、44歳、会社員、東京)

『既知からの自由』

クリシュナムルティの思想?考え方、ものの見方に啓発される。人間の本質をあからさまに教えてくれる。

――M. K.さん(男性、64歳、会社役員、東京)

『クリシュナムルティの教育原論』

下記の未邦訳の翻訳刊行をお願いします。(*クリシュナムルティの主要作品)
1.『時間の終焉』
  デヴィッド.ボームとクリシュナムルティの対話。
2.『英知の覚醒』
  部分訳はありますが、完訳はありません。

『人生をどう生きますか?』

クリシュナムルティの本と出会ってから、早二十数年経ち、当初は、ほびっと村のビデオ会などにも参加させていただいたが、今では本をめくるのもたまにのことになっております。
でも、書店にKの本が見当たらなくなり、高橋先生もお亡くなりになられた由、さびしい限り。大野先生のご活躍に期待しております。

――Y. H.さん(男性、45歳、公務員、相模原市)

『しなやかに生きるために:若い女性への手紙』

クリシュナムルティの他の本は読むのが大変ですが、この本はとても優しく/易しくて読みやすいです。うっとうしい梅雨空が続きますが、心が洗われるような気がしました。これからもクリシュナムルティの本をたくさん出してください。

――S. Y.さん(女性、32歳、パート、横浜市)

クリシュナムルティの本は、図書館で初めて読んで以来、気に入っている。今回ネットのレビューを参考に、氏の本を2册購入した。
本の最後に“コスモス・ライブラリーの目指すもの”を読んで、“骨太”さに感銘し、筆を取った次第。益々の御発展を祈念致します。

――K. A.さん(女性、38歳、派遣社員、千葉県)

「コスモス・ライブラリー」のめざすもの……に全く同感です。 高橋重敏氏が亡くなられて、クリシュナムルティ・センターが閉室になる折に「クリシュナムルティのことば」を50册程無料でわけていただいて、我が家には80册近くのクリシュナムルティの著書が並んでいます。
Kを学びはじめるきっかけはマイトレーヤの教えをより深く学ぶためでした。Kの教えを学び実践する中で「維摩経」と出会いました。大乗仏教の根本原理である「不二(ふに)」という高次の世界観は、本書のp.36, 37にある“精神の静謐は二元性からの自由から起こるのです”を理解、実践する上で欠かせないものです。ご発展をお祈り申し上げます。

――F. M.さん(女性、52歳、主婦、東京)

『クリシュナムルティとは誰だったのか:その内面のミステリー』

長い間読んでみたかった "At the feet of the Master" をアマゾンで購入しました。思っていた以上に conservative な内容で、普遍性に満ちあふれていました。二度目に読む時は日本語に訳してみようと思っています。一番最後にある8行の詩こそは、アルキオーネ自身の言葉であるにちがいありませんね……。

――M. H.さん(女性、44歳、会社員、北海道)

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