――J. クリシュナムルティの本――
『(新装版)私は何も信じない――クリシュナムルティ対談集』J・クリシュナムルティ[著]/大野純一[編訳]2,100円(税込)ISBN4-434-00498-0 C0011
クリシュナムルティはその90年の生涯の間に数多くの人々と対談した。本書はその一部を厳選し、インド人学者ヴェンカテサーナンダや、アメリカの宗教学者でケン・ウイルバーの先輩格にあたるジェイコブ・ニードルマンとのグル、求道、ヨーガ、教師の役割、心理的依存といったテーマをめぐる討論等々を紹介。
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『クリシュナムルティの世界』大野純一[編訳]2,730円(税込)ISBN4-7952-2364-5 C0011
クリシュナムルティの“人と思想”の全容をこの一冊に収録。〈世界教師〉としての彼の数奇な生涯をたどり、その〈教え〉に様々な角度から迫ることによって、21世紀に向けてのメッセージを読み取る。
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『グルジェフとクリシュナムルティ――エソテリック心理学入門』ハリー・ベンジャミン[著]/大野純一[訳]2,100円(税込)ISBN4-7952-2366-1 C0011
グルジェフの教えのエッセンスを彼の高弟モーリス・ニコルの注釈書に基づいて紹介し、クリシュナムルティの教えとの共通点ないし関連性に言及する。あのデルフォイの神託 "Gnothi Seauton"(「汝自身を知れ」)の最も深い意味が明かされ、〈コスモス〉との深い関わりのなかで試みられるダイナミックな「自己発見の冒険」へと読者を誘う。
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『クリシュナムルティの教育・人生論――心理的アウトサイダーとしての新しい人間の可能性』大野純一[著編訳]1,690円(税込)ISBN4-434-00726-2 C0011
クリシュナムルティの教育観ひいては人生観をこれまで未紹介の資料からわかりやすくまとめ、新しいミレニアムにおける新しい生き方を模索。それを要約すれば、戦争・暴力・流血によって彩られた自己中心的、自集団・自文化・自国家中心的な二十世紀的心理構造から抜け出し、世界中心的・コスモポリタン的・平和的な新しい人間としての心理的アウトサイダーに変容することが急務だということであり、そのための具体的なステップを提示している。
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『白い炎――クリシュナムルティ初期トーク集』大野純一[編訳]2,100円(税込)ISBN4-434-031-1-5 C0011
あたかも古代緑地から来るかのような風がさわやかに吹き渡り、深い平和があたりを領している“本然の生”。クリシュナムルティによれば、現代人の不幸の根本原因はそのような生から切り離されてしまったことにある。それゆえ、彼は本然の生の実現を妨げているさまざまな要因をあばき、われわれ一人ひとりの中にある潜在能力を呼び覚まし、日常生活をそのような生を実現するための喜ばしい“発見の場”として用いるよう促す。
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『自由と反逆──クリシュナムティ・トーク集』J. クリシュナムルティ[著]/大野龍一[訳]1,680円(税込)ISBN4-434-04199-1 C0011
生に安全はない。安全への希求を放棄したとき、生の豊饒が姿を現わす!"生の革命家"クリシュナムルティの誕生を告げる1928年キャンプファイヤー・トークの全文と、成熟期1947年マドラス講話に示された、揺るぎない「日常への指針」。模倣に基づいた中古品の人生ではなく、個性的な独自の人生を歩むためのガイド。
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『片隅からの自由──クリシュナムルティに学ぶ』〈日本図書館協会選定図書〉大野純一[著編訳]2,310円(税込)ISBN4-434-05399-X C0011
限りなく異常の度を加えつつある現代世界の中で正気を保つためには、もはや「正常(ノーマル)」であるだけでは不十分であり、「超正常」な生き方を実現することが急務となっている。そのため、典型的な超正常者としてのクリシュナムルティの歩みを、まず初期から第二次大戦後にかけておこなわれたいくつかの代表的トークによってたどる。次に、1970年前後のトークに傾聴することによって、彼の教えの核心に迫る。そして最後に、「学び」の可能性を様々な角度から模索することによって、超正常な生き方の実現に不可欠の気づき・観察・洞察・理解・注意・知覚力を磨くための手がかりをつかみ、新たな学びの精神を培うことをめざす。
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『クリシュナムルティとは誰だったのか──その内面のミステリー』アリエル・サナト[著]/大野純一、大野龍一[共訳]2,415円(税込)ISBN4-434-06162-3 C0011
クリシュナムルティには“プロセス”と呼ばれる不可解な身体的苦痛を伴う体験があった。それは一体何を意味するのか? また、彼は通常思われているように本当に神智学的な思想を否定していたのか? 著者は膨大な資料を駆使しながら、これらの問題に深く探りを入れる。そして、「永遠の哲学」という広い視野から彼の人物・思想を捉え直し、「新時代の告知者」としての明確な位置づけを与えようとする。クリシュナムルティ研究に新次元を開く画期的な著作。
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『未来を開く教育者たち──シュタイナー・クリシュナムルティ・モンテッソーリ…』神尾学[編著]/岩間浩、今井重孝、金田卓也[著]1,680円(税込)ISBN4-434-06784-2 C0037
教育の危機が叫ばれる今日、新しい教育に向けて一筋の光明を与える存在として、シュタイナー・クリシュナムルティ・モンテッソーリといった教育者たちが注目を集めはじめている。彼らの業績を、教育の世界では今まで表だって言及されることのなかった「神智学」を軸に紹介する。
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『人生をどう生きますか?』J・クリシュナムルティ[著]/大野龍一[訳]2,100円(税込)ISBN4-434-06964-0 C0011
クリシュナムルティの多くの著書から短いパラグラフの形で抜粋され、読み易く理解し易いようにトピック別に編集された、一巻本選集。クリシュナムルティにまだあまりなじみのない読者や、全体的な視野から彼の教えを見直したいと願う読者には最適の一冊。
〈本書の内容〉 ◆セクション1 あなたのセルフとあなたの人生 ◆セクション2 自己理解 自由への鍵 ◆セクション3 教育、仕事、マネー ◆セクション4 関係 |
『しなやかに生きるために――若い女性への手紙』J・クリシュナムルティ[著]/大野純一[訳]840円(税込)ISBN4-434-07086-X COO11
人生の様々な問題や困難にもめげず、しなやかに、たくましく生き抜くにはどうしたらいいのか? 本書に収録された温かい思いやりにあふれた一連の手紙の中で、クリシュナムルティはこの難題に取り組んでいる。
われわれを真の自由へと誘う偉大なる牧人クリシュナムルティが、彼の許を訪れたとき心身ともに傷ついていた若いインド人女性宛に書いた、慈愛に満ちた書簡集。 |