『しなやかに生きるために――若い女性への手紙』
J・クリシュナムルティ[著]/大野純一[訳]
840円(税込)
ISBN4-434-07086-X COO11
人生の様々な問題や困難にもめげず、しなやかに、たくましく生き抜くにはどうしたらいいのか?
本書に収録された温かい思いやりにあふれた一連の手紙の中で、クリシュナムルティはこの難題に取り組んでいる。
元々は一インド人女性宛に書かれたものではあるが、クリシュナムルティの言葉は、自縄自縛に陥っているわれわれ現代人の渇いた心にも慈雨のように降り注いでくる。
われわれを真の自由へと誘う偉大なる牧人クリシュナムルティの慈愛に満ちた初の書簡集。 《本書の背景》
1947年、ようやくイギリスからの独立を遂げたものの、国土の分割とともに暴力が爆発し、インドは生みの苦しみに襲われていた。
ちょうどその頃インドに戻ったクリシュナムルティは、苦悩する祖国の諸問題解決に手を貸すべく公開講演を催すかたわら、個人的面談や手紙を通じて多くの人々と交流した。そうした人々の中には、圧倒的な男性優位社会の中で不自由な生活を強いられている女性たちも多く含まれていた。
本書に収録された一連の手紙は一九四八年六月から一九六〇年三月にかけてある若いインド人女性宛に書かれたもので、彼の許を訪れたとき、彼女は心身ともに傷ついていた。
本書に収録された温かい思いやりにあふれた一連の手紙の中で、クリシュナムルティはこの難題に取り組んでいる。
元々は一インド人女性宛に書かれたものではあるが、クリシュナムルティの言葉は、自縄自縛に陥っているわれわれ現代人の渇いた心にも慈雨のように降り注いでくる。
われわれを真の自由へと誘う偉大なる牧人クリシュナムルティの慈愛に満ちた初の書簡集。 《本書の背景》
1947年、ようやくイギリスからの独立を遂げたものの、国土の分割とともに暴力が爆発し、インドは生みの苦しみに襲われていた。
ちょうどその頃インドに戻ったクリシュナムルティは、苦悩する祖国の諸問題解決に手を貸すべく公開講演を催すかたわら、個人的面談や手紙を通じて多くの人々と交流した。そうした人々の中には、圧倒的な男性優位社会の中で不自由な生活を強いられている女性たちも多く含まれていた。
本書に収録された一連の手紙は一九四八年六月から一九六〇年三月にかけてある若いインド人女性宛に書かれたもので、彼の許を訪れたとき、彼女は心身ともに傷ついていた。
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クリシュナムルティは初めて読んだ10年前から我が魂の書!として読み続けていますが、やっとようやく最近内容が理解できはじめた様に思います。クリシュナムルティの思想は古くからある道教や最近の5次元の進化やニューエイジに至る真実と思われるものと通じ、宇宙の根元から生じている人間の真の生き方を説いていると思います。本書は本当にわかりやすく彼の思想のエッセンスがつまった素晴らしい本で、年代問わず多くの人に読んで欲しいと願います。
――Y. M.さん(38歳、女性、神奈川県)
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時折出て来る自然描写が美しいですね……この冬 "The Mystic Heart" (Wayne Teasdale)という本を読みました。インタースピリチュアリティについて書かれている本で、なかなか読める本でした。ティーズディールはカソリック/ヒンドゥーの様です……各宗教の融合は難しいけれどミスティックハートは誰もが持っているものであるという事を再確認した気がします。お元気で。
――M. H.さん(43歳、女性、会社員、北海道)
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クリシュナムルティの著書は昔から読んでいた。『Letters to the Schools』を取りよせて持っていたが、書簡集をこのサイズの翻訳書として出されたのは、読みやすくて手頃で、いい企画だと思う。
――U. K.さん(44歳、男性、僧侶、東京都)