『〈宮台真司〉をぶっとばせ!――“終わらない日常”批判』
諸富祥彦[編著]/トランスパーソナルな仲間たち[著]
1,890円(税込)
ISBN4-7952-2369-6 C0011
“ブルセラ学者”“まったり革命の旗手”の異名をとる〈宮台〉を現代日本のニヒリスティックな雰囲気の象徴として批判し、さらに個を超えたつながり=トランスパーソナルの世界へと案内する。
トランスパーソナル心理学、アドラー心理学などの視点から宮台の人生論、援助交際論、性的リベラリズム、学校論、宗教論などを検証し、閉塞状態にある現代社会に風穴を開ける可能性を模索する。
トランスパーソナル心理学、アドラー心理学などの視点から宮台の人生論、援助交際論、性的リベラリズム、学校論、宗教論などを検証し、閉塞状態にある現代社会に風穴を開ける可能性を模索する。
-
本書のような本が刊行されたことを喜ばしく思う。宮台氏の一面的な極端な主張に対抗するためには、本書のごとくインパクトの強い主張に出ざるをえないと思う。また、情報として本書のようなものが少なく、特に若者、青少年には伝わっていない。どれが正しいかの答えではなくて、多様な選択肢を若者に提供することが必要だ。一面的情報にならないために、本書のようなスタンスの方々に声援を送ります。
−−−兵庫県 大学生 S. Hさん(21歳男性)
-
宮台氏に対する批判は、中川八洋氏、小田晋氏のものしか知りませんでしたが、書店でこの本を発見し、すぐ購入しました。最近の日本社会に悪影響を与え続けている宮台思想に対してとても憂いております。日本全体が無規範化しないうちに、多くの論陣をもって頑張っていただきたく存じます。大いに期待しています。
−−−東京都 団体職員 G. Aさん(35歳男性)
-
ほとんどのものがよかった。ただ構成にもう少し工夫があると、よりインパクトが強かったのではないかと思う。少し羅列的すぎたのでは?他の人にもすすめたい本である。
−−−東京都 編集者・フリーライター T. Kさん(68歳男性)