二つの世界を生きて――一精神科医の心霊的自叙伝』

アーサー・ガーダム[著]/大野龍一[訳]

2,415円(税込)

ISBN4-434-01613-X C0011
二つの世界を生きて――一精神科医の心霊的自叙伝 コリン・ウィルソンが『オカルト』『超能力者』で現代の最重要人物の一人として取り上げた思想家にして心理学者、詩人、心霊能力者の最も赤裸々にして包括的な著作。
中年に達した、「疑り深いトマス」とあだ名される知的合理主義で武装したオックスフォード出身の有能な精神科医に転機が訪れる。不可解な耳鳴り、意識の底から浮かんでくる奇妙なヴィジョン。そして、次々現れる過去生での縁を告げる患者たち……。抵抗し、ためらいながらも、彼は次第に彼方の世界からもたらされるメッセージに心を開いてゆく。『カタリ派と生まれ変わり』で有名な著者の、世界と人間についての理解を根底から変革する驚くべき自叙伝。

読者の声
  • 心が啓かれる優れた本に出会えて幸せです。20年前に『霊の生まれかわり』を古本屋さんでみつけて以来、ずーと待っていたように思います。『偉大な異端』を是非訳して下さい。カタリ派の按手は中西研二さんという方がなさっているHealing(癒しの村03-3492-1733)によく似ています。霊的な啓示によって教えられたといいます。大野龍一さんに教えてあげて下さい。「罪と変化は同じもので悪魔の所産、美は真理であり……」。こういった二元論に長い間の糸のもつれがとれるようでした。……本当に刊行して下さってありがとうございます。

    −−−稲城市 O. Yさん(女性)

  • たいへん面白く読みました。ガーダムの著書は20年以上前に手にとって興味をもち、大切にしてきました。今回新訳が出て、すぐにとびつきました。とてもわかりにくかったのが翻訳のせいであることがわかり、ちょっとほっと(?)しました。解説がとてもていねいでわかりやすく、納得いくものでした。尚、ガーダムの訳本は4册出ています。"We Are One Another"です。『甦える霊たち』という題になっています。手許にありますので、間違いありません。僭越ではありますが、好きな作者のこと故、ここに書きました。

    −−−I. Mさん 千葉県(女性)

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