回想のグルジェフ――ある弟子の手記』

C・S・ノット[著]/古川順弘[訳]

2,520円(税込)

ISBN4-434-01702-0 C0011
回想のグルジェフ――ある弟子の手記 パリのフォンテーヌブローを中心に活躍していた当時のグルジェフとその門弟たちとの神話的な日々を回顧し、巨星の人間像を鮮烈に描き出した、愛弟子による魂の記録。
著者C・S・ノットは、第一次世界大戦に従軍後世界中を放浪。その後ニューヨークに渡り、書店で職を得ましたが、1923に著名な文芸評論家A・R・オレイジを介してグルジェフを知り、その思想に共鳴、フォンテーヌブローのグルジェフの学院に赴き、そこでグルジェフの門弟として修練を積んだという経歴の持ち主です。
本書は、その間に見聞したことを、著者自身の自己成長の流れに沿ってつぶさに記録し、また高弟オレイジによる聖典『ベルゼバブの孫への話』への卓抜なコメンタリーも併録した、グルジェフに関する第一級の貴重な資料となっています。 

読者の声
  • グルジェフの思想というものに、私自身とても興味があったので、この書を買わせて頂きました。内容のもちろん面白く、分かりやすく、又、カバーや見やすさという点でもとても良かったです。コスモス・ライブラリーの他の書に関しても興味を引くものばかりなので、これからも是非読ませて頂きたいなあと思います。

    −−−愛知県 N. Eさん 美容業 (男性)

  • オーイ主人公!といつも自分に呼びかける禅の坊主がいる。これは自己想起と言ってもいい。禅のやり方とグルジェフ・システムには共通するところがある。しかし多少味付けが違うところがある。

    −−−K. Tさん 岡山県 画家(52歳男性)

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