『禅セラピー──仏教から心理療法への道』
デイビッド・ブレイジャー［著］／大澤美枝子、木田満里代［訳］／恩田彰［監修］
2,310円(税込)
ISBN4-434-04898-8
＜本書の内容＞
●第一部
基礎編：初めの一歩／清浄な空間／仏性／静穏／正念
●第二部
仏教心理学：因縁／知覚と意志／連想／すべて変化する／体の禅／支える／業／給食（供給）／禅定と仏道
●第三部
禅道としてのセラピー：慈悲／慈愛／智慧／秘密について／師としての喪失／解放すること／帰家（カミング・ホーム）
■著者紹介
デイビッド・ブレイジャー（David Brazier）
1947年、英国ノーサンプトン生まれ。35年間にわたりさまざまの仏教伝統における教義の参究と瞑想の修行を続けており、最近は浄土宗、浄土真宗の教えに深い関心を向けている。また、精神医学的ソーシャルワークおよび心理療法の専門的訓練を積み、仏教心理学に関する研究で博士号を取得。1996年に非営利組織「アミダ・トラスト」を創設。妻キャロライン・ブレイジャーとともに、仏教に根ざしたセラピスト養成コース、平和活動のリーダーとして精力的に活躍している。今年２月に初来日。 主な著書： "Zen Therapy" 、"The Feeling Buddha"(Constable,1997,2001『フィーリング・ブッダ』藤田一照訳、四季社、2004）"、"The New Buddhism"（Robinson, London, 2001)、編著："Beyond Carl Rogers" （Constable, London,1993）