『クリシュナムルティの教育原論――心の砂漠化を防ぐために』
J・クリシュナムルティ[著]/大野純一[訳・解説]
1,680円(税込)
ISBN978-4-434-10511-1 C0014
従来の教育のあり方を根底から問い直した革命的教育論
一九四八年、インド独立の翌年にクリシュナムルティはインドの教育者たちのグループに向かって講演し、「世界中の教育は失敗したのです。なぜならそれは、歴史上最も大規模かつ破壊的な戦争を二度も起こしたからです」と述べ、従来の教育のあり方に根本的な疑問を投げかけ、根底から揺さぶりをかけた。
本書はそうした講演を元に書き下ろされた、クリシュナムルティの人間・人生・社会・世界観と渾然一体となった初の教育論集である。 新しい教育のあり方を真摯に模索している教育関係者にとってだけではなく、自分自身の内部の創造的エネルギーを解放させ、今や泥舟と化した観のある現代社会から心理的に脱出し、真に創造的な人生を歩むことを切望している一般の人々にとっても、本書は貴重なガイドの役を果たしてくれるだろう。 《本書の内容》
第1章 教育と人生の意義
第2章 正しい教育のあり方
第3章 知性、権威、英知
第4章 教育と世界平和
第5章 学校
第6章 親と教師
第7章 性と結婚
第8章 芸術、美、創造
付録:高度技術文明を超えて――インド工科大学での講話
解説:・本書刊行に至るまでのクリシュナムルティの歩み・クリシュナムルティ・スクールについて
一九四八年、インド独立の翌年にクリシュナムルティはインドの教育者たちのグループに向かって講演し、「世界中の教育は失敗したのです。なぜならそれは、歴史上最も大規模かつ破壊的な戦争を二度も起こしたからです」と述べ、従来の教育のあり方に根本的な疑問を投げかけ、根底から揺さぶりをかけた。
本書はそうした講演を元に書き下ろされた、クリシュナムルティの人間・人生・社会・世界観と渾然一体となった初の教育論集である。 新しい教育のあり方を真摯に模索している教育関係者にとってだけではなく、自分自身の内部の創造的エネルギーを解放させ、今や泥舟と化した観のある現代社会から心理的に脱出し、真に創造的な人生を歩むことを切望している一般の人々にとっても、本書は貴重なガイドの役を果たしてくれるだろう。 《本書の内容》
第1章 教育と人生の意義
第2章 正しい教育のあり方
第3章 知性、権威、英知
第4章 教育と世界平和
第5章 学校
第6章 親と教師
第7章 性と結婚
第8章 芸術、美、創造
付録:高度技術文明を超えて――インド工科大学での講話
解説:・本書刊行に至るまでのクリシュナムルティの歩み・クリシュナムルティ・スクールについて