子ども達とフォーカシング――学校・家庭での子ども達との豊かなコミュニケーション』

マルタ・スタペルツ&エリック・フェルリーデ[著]/天羽和子[監訳]/矢野キエ、酒井久実代[共訳]

1,995円(税込)

ISBN978-4-434-14734-0 C0011
子ども達とフォーカシング――学校・家庭での子ども達との豊かなコミュニケーション

学校や家庭で子ども達とこころの通う関係を作るために
フォーカシングを活用した子ども達のからだの知恵を聴く具体例が満載!


欧米では社会の様々なニーズに応えるためにフォーカシングが活用されており、わが国でも学校現場や「いのちの電話」での対応に利用されるなど、着実にその活用範囲が広がりつつあります。
本書では、長年にわたり児童心理療法士としてオランダで活躍してきた著者が、学校や家庭での子ども達とのコミュニケーションを促進するためにフォーカシングを活用するやり方を、豊富な具体例とともに詳しく説明しています。


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 この度、マルタ・スタペルツの名著が天羽和子さんを中心とする「日本こどもフォーカシング・アソシエイツ(JCFA)」のお仲間三人により刊行されたことは、日本のフォーカシングの発展に関心をもっている一人として、たいへん素晴らしい、嬉しいニュースである。
(中略) 
日本の学校教育が転機にある時期に本書は重要な役割を果すであろう。いじめ、不登校、非行、虐待、引きこもり、自殺、また教員のストレスによる長期休養の増加などである。こうした状況に本書が役立つ理由を挙げ、推薦の言葉としたい。
■落ち着いたクラスの雰囲気を創り、学習意欲を高めるために。
■はじめに自分自身との関係つくりあり。
■保護者や教師自身のために。
■研修に利用できるプログラムが用意されている。
■学校では規律が大切である。
■行政への働きかけ。

―― 元日本フォーカシンング協会会長・学校臨床心理士WG代表・
九州大学名誉教授 村山正治

〔本書の主な内容〕
●待望の『子ども達とフォーカシング』出版
――九州大学名誉教授 村山正治
●プロローグ・フォーカシングって?●フォーカシングの大切さ●フォーカシングを使って子どもとの関係作り●子どもにフォーカシングを教える―― 一人ひとりへ●フォーカシングの教え方――グループへ●重要ないくつもの改良点●具体的な応用●フォーカシングの応用・いろいろな使い方●リスニング(傾聴)とミラーリング(伝え返し)●フォーカシング的態度●子ども達の象徴性●いろいろな環境にフォーカシングを導入する●特に保護者のために●大人のフォーカシング・プロセスの概略
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