『『夜と霧』ビクトール・フランクルの言葉』
明治大学文学部教授 諸富祥彦[著]
1,785円(税込)
ISBN978-4-434-16894-9 C0011
どんな時も、人生には、意味がある
何かが、あなたを待っている
誰かが、あなたを待っている
たとえ今、あなたが人生に絶望しているとしても
ナチスの強制収容所における体験を綴った名著『夜と霧』の著者であり、実存分析(ロゴセラピー)の創始者であるフランクルが読者に熱く語りかける「魂」を鼓舞するメッセージ。
フランクルの言葉は、昨年の東日本大震災と福島原発事故後の不安な日々に、多くの人々に慰めを与えた。
本書には、そのフランクルのメッセージを厳選し、以下の11のテーマ別に分類したものが収録されている。
1) 強制収容所での体験
2) 愛することについて
3) 生きることの「むなしさ」について
4) 人生の「苦しみ」について
5) 生きる意味について
6) 仕事について
7) 幸福について
8) 時間と老いについて
9) 人間について
10) 神について
11) 生きるのがつらい人へ──心理療法的助言と苦しみへの対処法
著者は、NHKテレビ「100分 de 名著」(8月)の
フランクル特集で解説を担当。
《好評発売中》
明治大学文学部教授 諸富祥彦著
『フランクル心理学入門――どんな時も人生には意味がある』
『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』の著者として世界的に有名なフランクルの心理学のエッセンスを、初めて体系的に、かつわかりやすく説いた画期的入門書。「心のむなしさ」にどう対処し、「生きる意味」をどのように発見したらいいか、「中年期」の危機をどう乗り越え、「老い」に対する態度をどう変えたらいいかといった、一般の方々の自己発見や癒しのためのセルフ・ヘルプに供するだけでなく、学校現場や企業で、また専門家にも役立つよう、人物・自己発見篇の他に原理・臨床・資料篇を加えた。