『執着をゆるめて ゆたかに生きる――無限の可能性につながる』
ドン・ミゲル・ルイス・ジュニア[著]、こまい ひさよ[訳]
1,575円(税込)
ISBN978-4-434-18807-7 C0011
父親のベストセラー本『四つの約束』に書かれている原理を「執着の五つのレベル」という視点に立って発展させた会心の作
著者ドン・ミゲル・ルイス・ジュニアは、私たちがいかに自分の物の見方に捕らわれ、あるいは自分が勝手に下してきた合意に執着しているかに気づくのを助けてくれる。
なぜなら、それらから自由になっていくにつれて私たちは、ますます生きにくくなりつつある現代社会の中でも素晴しい人間関係を築き、真に深い絆を結ぶことができるようになるからである。
……本書はシンプルで、首尾一貫しており、理解しやすく書かれていて、何千、何百万という読者の皆さんの人生を変容させることを目的としています。
本書を読むと、執着がどのようにして皆さんの現実を作り出してきたか、そして信念体系が皆さんの人生物語の中で、どのようにして諸々の決断を下してきたかに気づきやすくなるでしょう。……
[中略]
ドン・ミゲル・ジュニアは、私たちの執着がどのようにして五つの度合いに分けられ得るかを説明することで、何であれ、自分が保持している特定の信条に対する執着を見定める方法を教えています。そして世界中のほとんどの人が執着の第三レベルと第四レベル──すなわちアイデンティティと浸透──の内で生きていることを指摘しています。
本書をお読みいただければお分かりになると思いますが、ドン・ミゲル・ジュニアは、自分の人生物語を設計する際に、私たちが下す決断を左右する執着の影響力と、これら執着によって、私たちがいかに現実から引き離されているか、ということを明確に述べています。ドン・ミゲル・ジュニアはまた、私たちが自分の執着のレベルと、それが引き起こす感情的反応の扱い方を向上させるのに役に立つであろう、非常に有効なツールも提供しています。そういった反応が向上すれば、身の回りの人々、ことには愛する人々との触れ合いに、それが反映されていきます。
本書は間違いなく最高の一冊──読者の皆さんが必ずや何度も何度も読み返すことになるであろう一冊──となるに違いありません。
──ドン・ミゲル・ルイス「はじめに」より
《本書の内容》
■ 一章 知覚と可能性の探求
■ 二章 個人の夢と惑星の夢を理解する
■ 三章 知識と執着
■ 四章 執着の五つのレベル
■ 五章 レベル1 : 真の自分
■ 六章 レベル2 : 好み
■ 七章 レベル3 : アイデンティティ
■ 八章 レベル4 : 浸透
■ 九章 レベル5 : 狂信
■ 十章 最もおそろしい悪魔
■ 十一章 執着のレベルをゆるめる
■ 十二章 物語と思い込みを明らかにする
■ 十三章 対立における執着の役割に気がつく
■ 十四章 感情を尊ぶ