離婚の苦悩から子どもを救い出すために――親も子どもも幸せになるためのヒント』

丸井妙子[著]

定価(本体1,600円+税)

ISBN978-4-434-19656-0 C0011
離婚の苦悩から子どもを救い出すために――親も子どもも幸せになるためのヒント

離婚後、子どもの幸せを最優先するには……
子どもを犠牲にしない方法はあるのか?
“片親疎外”の恐るべき実態とその結末とは?
実例を基にわかりやすく解説。

子どものためには、離婚はできるだけ避けたい。でも、それができないときは、どうすればいいのでしょうか?
離婚を乗り越えて、親子がともに幸せになる道はあるのでしょうか?
離婚大国と揶揄されるアメリカの研究成果を基に、筆者自身が出会った衝撃的な事例を挙げながら、子どもを最優先して、親も子どももともに幸せになるための具体策を考えていきます。

取り憑かれたように片親疎外をする親は、標的にした親をさかんに中傷し、子どもがその親を憎むように仕向けます。その結果、大好きだった親が憎しみと恐怖の対象になります。
けれども、子どもが大きくなれば、関係を再構築することは不可能ではありません。ですから、どうか希望を捨てないで、親として、子どもの幸せを願っているというメッセージを送り続けてください。《本文より》

第一章 破局のかたち
■ 山下君の悲劇 ■ お見合いした女医さんが夫婦別姓にこだわった話
■ 離婚後、子どもに会えなくなった父親の話
■ 父親の悪口を聞かされて成長した子どもの話

第二章 離婚をめぐる考察
■ 山下君からの連絡 ■ 離婚を沈没寸前の船にたとえると ■ 離婚の主な原因

第三章 子連れ離婚の問題点
■ 教え子の離婚 ■ 子連れ離婚した母親へのアドバイス

第四章 子どもの幸せを最優先する
■ 子どもと引き離された親はどうすべきか
■ 子どもと別居親との接触を拒んできた親はどうすべきか


《好評発売中》

エリザベス・セイアー&ジェフリー・ツィンマーマン著/青木 聡訳

『離婚後の共同子育て――子どものしあわせのために』

別居、離婚、再婚、片親疎外……別れた両親が協力して子育てを続けるための具体的なガイドライン

離婚係争中の親や離婚後の面会交流に悩んでいる親たちが、子どものしあわせを第一に考えて、離婚後も協力して子育てに取り組むにはどうしたらいいのか? 本書は、わが国では法律的に義務づけられていないが、欧米では義務づけられている、離婚後の共同子育ての基本的な考え方が非常にわかりやすく示されている。きわめて具体的なガイドラインが提示されているので、争いを乗り越えて別居親と子どもの「日常的な交流(子育て時間)」を続けるためのマニュアルとして利用できる。


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