『心理療法と祈り――加藤清先生追悼 』
山本昌輝[編著]
定価(本体1,700円+税)
ISBN978-4-434-24366-0 C0011
不世出の精神科医、加藤清翁に捧げられた三部作の最後を飾る論文集
本書は、2014 年に他界した稀有の精神科医・教師、加藤清翁に学んだ8 人の著者が、翁から受けた学恩に感謝し、翁を追悼するために書いた論文集で、『風土臨床:沖縄との関わりから見えてきたもの──心理臨床の新しい地平をめざして』と『心理療法の彼岸──加藤清翁卒寿記念論文集』に続くものである。
【本書の内容】
第1章 加藤清先生との出会い
第2章 祈りの実践場としての久高島留学センター
第3章 祈りと身体の多次元性〜「超人称のからだ」試論〜
第4章 神事(かみごと)と心理療法
第5章 子育てと祈り
第6章 精神分析的心理療法における眼差しの深まり
第7章 心理療法と祈り〜聖地に学ぶ〜
第8章 心理療法における祈りと救い
第9章 心理療法と祈り──包越の試み──
人間のあらゆる営みの根底に息づいている「祈り」の本質に様々な角度から迫り、特に心理療法との関連でその意義を解明する。
《好評既刊》
『風土臨床:沖縄との関わりから見えてきたもの
心理臨床の新しい地平をめざして』
沖縄の「カミンチュウ」から学んだ知恵を心理臨床に活かす試み
沖縄に住まいされている方、沖縄の伝統、信仰に関心のある方、
心理臨床に携わる方に、特に読んでいただきたい一書。
定価(本体2,000円+税)
彼岸からの伝道師・精神科医 加藤清翁へのオマージュ
本書は稀有の精神科医・教師である加藤清翁に学んだ13人の著者が、翁から受けた学恩に感謝し、卒寿を祝うために書いた論文集で、『風土臨床:沖縄との関わりから見えてきたもの──心理臨床の新しい地平をめざして』で発表された成果の一部が発展的に盛り込まれている。
定価(本体2,000円+税)